ライオンに学ぶ「職場の人間関係」構築による『働きがい改革』

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こんにちは。さくら人材コンサルティングの伊藤明美です。

今週は気持ち良い秋晴れが続きましたね。

この週末は久しぶりに登山へ行く予定なので楽しみです。

さて、今週の日経新聞の朝刊でライオンが2019年から取り組んでいる「働きがい改革」についての
記事がとても興味深く共感するものでした。

ライオンでは、職場の人間関係が働きがいを左右する、という理念のもと
全管理職600人に部下との関係を6ヵ月かけ再定義する「関係性向上」プログラムを実施しているというもの。

ワン・オン・ワンミーティングの実施などで部下との関係性を高めることが
企業人、家庭人として自己成長し充実した人生を実現できる、という考えです。

ここ最近、リモートワークが増え部下とのコミュニケーションに悩む方も多く
コミュニケーション等による関係構築などの研修ご依頼が増えてきました。

私自身、20数年社会人をやってきて、やはり仕事をする上では「人間関係」が大きいと感じます。

「やりたくない仕事」でも人間関係がよければ頑張ろうと思えますし
「やりたい仕事」でも人間関係が悪ければパフォーマンスを発揮できません。

そういう意味では、私が会社員時代の最後のチームは、上司がとてもコミュニケーション能力が高く
チームをうまくまとめてくれていたので、「人間関係」がとても良く働きやすい職場でした。

最近では新入社員が求めるものも、高い給料よりも、「安心感のある職場」を求める傾向があります。

リクルートマネジメントソリューションズの調査でも

部下が働くうえで大切にしたいこと
(10年前)
・活気がある
・皆が1つの目標を共有している
・お互い鍛えあう

(現在)
・お互い助け合う
・お互い個性を尊重できる
・アットホーム

現在は、お互い競い合いながらしのぎをを削るより、お互い尊重協力していける職場を求めています。

こういう背景もあり現在、多くの企業で「人間関係を構築」させることに取り組み始めており
ライオンの記事もその1つだといえます。

とはいえ、まだまだ取り組めているのは大企業が多く、中小企業はまだそこまで手が回らない印象もあります。

しかしながら、今後人材不足が進むこの日本で働きやすい職場環境を作っていくことは
企業として生き残るための経営戦略にもなるため

中小企業も今後はこういったことに取り組まざるを得ない状況になるのではないでしょうか。

まずは上司が部下に興味を持ち、コミュニケーションをとる場を作る(会社として作ってもよい)
ことから始めてみて頂いてはいかがでしょうか。

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