こんにちは。
さくら人材コンサルティングの伊藤明美です。

昨年、何気なく買った年末ジャンボ宝くじが当たりました！
といっても20枚購入して、3,000円が2本ですが生まれて初めての当選でした。

換金したお金で、美味しいお肉とミスタードーナツを購入し帰宅しました。
こういうお金は皆が喜ぶことにぱ～っと使うとまた運が運んできてくれるような気がします。

さて、今日は「ある上司が特定の女性社員にだけ明らかに優しく差別化しています。
これはセクハラにならないんですか？」

というご質問にお答えしていきたいと思います。

私も随分昔ですが、同じような場面を見たことがあります。

女性部下が2人いる部署で
男性上司が明らかにAさんにはきつくあたるのですが
Bさんには明らかに優しく気に入っている様子が伝わってくるようなものです。

例えば同じように企画書を提出したときに

Aさんには「まぁお前ならこんなもんだな」と言って受け取るのに対し
Bさんには「よく出来てるね、良かったらランチでもおごるよ」などと言うような感じです。

更に全く同じミスをしてもAさんには30分以上かけてきつく叱責するのに対し
Bさんには全く叱らない、指導しないため
周りの方にも明らかに分かるというものでした。

まず、結論から申し上げると
この「不公平・不当な評価」はパワハラになる可能性があります。

厚労省のパワハラの行為類型（パワハラ事例）には入っていませんが
パワハラの定義である「職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて
精神的苦痛を与える」ことにつながるので

パワハラになるお恐れがあるのではないでしょうか。

更に、この特別扱いをされていることについて
特別扱いをされているBさん自身が自分だけ明らかに
特別扱いをされていて不快と感じていればセクハラに該当します。

これは男女問わずにいえることなんです。

セクハラというと男性から女性へ行われるイメージが強いかもしれませんが
女性から女性、女性から男性へのセクハラもあります。

最近では女性が男性に特別扱いをすることによって
セクハラと訴えがあるケースもあります。

ですから、こういった特別扱い等についても
特に管理者の方は意識をして頂き
お互いが気持ちよく働けるようにして頂ければと思います！