オンライン会議で「カメラオン」強要はハラスメントになる?
こんにちは。
さくら人材コンサルティングの伊藤明美です。
すっかり暖かくなり、とても気持ちがよい日が
続いていますね!
週末は公園に行ってランニングをしたり
縄跳びをしています。
さて、先日はオンライン会議研修を実施しました。
コロナに先駆けていたわけではないのですが(笑)
私は2015年からオンライン研修をしていたこともあり
オンライン独自のテクニックを身に付けてきました。
そんなこともあり、時々オンライン会議研修を実施しています。
先日、その研修の中で
「わが社では会議の際にカメラをオフにする人が
多いのですが、『カメラをオンにしてください』と
伝えたらハラスメントになるのではないかと思って
言えないです。相手が女性ならなおさらです」
とのご質問がありました。
結論から申し上げると
オンライン会議で『カメラをオンにしてください』と
伝えること自体はハラスメントになりません。
従業員は、基本的には雇用契約に基づき
使用者の指示に従い労働する義務があります。
そのため、オンライン会議等における
業務遂行方法についても
基本的に会社に裁量権があります。
ですから「カメラをオンにしてお互いの顔を見ながら
会議をする」ぐらいの内容であればハラスメントとは
なりません。
ここに例えば
・化粧が薄いなどと言及する
・画面に映ったプライベートなことに言及する
・オンライン飲み会の強要
など、プライベートな領域に入ると
ハラスメントにあたる可能性が出てきます。
オンライン会議は環境(Wi-Fiなど)が可能であれば
オンにして頂いた方が、お互いの表情を見ながら
効率的に会議を進めることが出来ると思います。
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