カスハラにあったら自分の気持ちを伝えてよい?
こんにちは。
さくら人材コンサルティング株式会社の伊藤明美です。
2025年4月から東京都の
カスタマーハラスメント防止条例が施行されることで
カスハラへの意識が高まっています。
現在、東京都はカスハラ防止に関する
基本理念を定め、
全ての関係者が遵守すべき指針を作成しています。
そしてカスハラへの意識が高まる中で
「わが社はカスハラに毅然と対応していきます」
と社員への教育を実施したり
HPを通して外部へカスハラ対応について
発信する企業も増えてきています。
その企業の1つが日本航空(JAL)です。
日本航空は、カスタマーハラスメント(カスハラ)に対して
積極的な取り組みを行っています。
基本方針を策定し、
カスハラに対する適切な対応ができるように
従業員に対して必要な知識や対応方法の教育を行っています。
その際に
「カスハラにあったら、ただ我慢するのではなく自分の気持ちを伝えてよい」
と指導しています。
「そのような言い方はおやめください」
「そのような呼ばれかたは不快です」
このように自身が不快な思いをしていることを
表してよい、としています。
一昔前は「お客様は神様」というような言葉がありましたが
接客する側も人間です。
「てめぇこのやろう」
なんて言われることがあれば
それを我慢して聞き続ける必要はないのです。
日本航空はこのような取り組みにより
社員が安心して働ける環境を整え
顧客に対しても高品質なサービスを
提供することを目指しています。
皆様も、カスハラには
我慢しすぎず
必要であれば「自分の思いを伝えて良い」のです。
毅然と対応していきましょう!
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